[No.6] KAWASAKI W800 2011-2016 ★ECUチューニング開発★
作業の目的
前回は「YAMAHA SR400 2018-2020」のECUチューニング開発を実施させていただきましたが、最近では、こうしたオールドルックの車両も多数のお問い合わせを頂いております。
その流れで、今回は「KAWASAKI W800 2011-2016」のECUチューニングを開発させていただきました♪
セカンダリースロットル・バルブ装着車両につき、「セカンダリースロットル開度マップ 調整」はもちろん、「点火マップ 調整」「アクセルオフ時の燃料カット 調整」など、他の車両でもお馴染みの「ECUチューニング項目」が実施可能となりました。
< 参 考 >車種別サービスメニュー [KAWASAKI W800 2011-2016]
これにより、これまでの実績などから、「エンジン・レスポンス向上」や「トルク向上」、アクセルをOFF/ONしたときの「ドンツキ・ギクシャク感の軽減」、「過剰なエンジブレーキの軽減」などの効果が見込めます。
その流れで、今回は「KAWASAKI W800 2011-2016」のECUチューニングを開発させていただきました♪
セカンダリースロットル・バルブ装着車両につき、「セカンダリースロットル開度マップ 調整」はもちろん、「点火マップ 調整」「アクセルオフ時の燃料カット 調整」など、他の車両でもお馴染みの「ECUチューニング項目」が実施可能となりました。
< 参 考 >車種別サービスメニュー [KAWASAKI W800 2011-2016]
これにより、これまでの実績などから、「エンジン・レスポンス向上」や「トルク向上」、アクセルをOFF/ONしたときの「ドンツキ・ギクシャク感の軽減」、「過剰なエンジブレーキの軽減」などの効果が見込めます。
作業風景
シャーシダイナモで走行テスト
「スポーツバイク」などとは毛色が異なり、ECU側で明らかな出力制限などは見受けられないことから、ピークパワー向上というよりは街乗り領域における乗り味向上がメインとなると予想しております。果たして、パフォーマンス向上はあるのか。
「セカンダリースロットル開度マップ 調整」「点火マップ 調整」、更には「純正マフラー」に対する「燃料マップ 調整 (※現車セッティング)」を実施し、各種マップの最適化を行いました。
※通常、パワーチェック・サービスは行っておりませんが、今回はECUチューニング開発のため特別に実施いたしました
※現在、「W800 2011-2016」の燃料マップ調整(現車セッティング)は行っておりませんが、今回はECUチューニング開発のため特別に実施いたしました
< 結 果 >
[ 後 輪 馬 力]
黄線: ECUチューニング実施後 … 42.1 [HP] (3.7%↑)
橙線: 純正ECU … 40.6 [HP]
[ ト ル ク ]
青線: ECUチューニング実施後
紫線: 純正ECU
今回、「純正マフラー」ということでしたが、ECUチューニング前後でピーク馬力(後輪)[HP]が1.5[HP](3.7%↑)と僅かながら向上しました♪
しかし、グラフを見ると向上したのはピークパワーだけではなく、低回転のトルクの落ち込みが緩和されていたり、中回転以降のトルクが明らかに太っていたりと、全体的なパフォーマンス向上を見ることができます。ビックツインのエンジンを積んだ車両なだけに、トルク向上は嬉しいですね♪
ただ、MotoJPのECUチューニングはパワーアップだけを目的としたものではありません。さらに扱いやすく、乗るのが楽しくなるようなチューニングを目指し、更に調整を行っていきます!!
快適性を向上するため、アクセルOFF/ON時に気になる「ドンツキ・ギクシャク感(※特に1、2速)」や「過剰なエンジブレーキ特性」を「アクセルオフ時の燃料カット 調整」で改善していきます。1つのシリンダーが400ccと大きいだけに調整はかなり難しいですが、何度も試乗確認を繰り返していきます。
「セカンダリースロットル開度マップ 調整」「点火マップ 調整」、更には「純正マフラー」に対する「燃料マップ 調整 (※現車セッティング)」を実施し、各種マップの最適化を行いました。
※通常、パワーチェック・サービスは行っておりませんが、今回はECUチューニング開発のため特別に実施いたしました
※現在、「W800 2011-2016」の燃料マップ調整(現車セッティング)は行っておりませんが、今回はECUチューニング開発のため特別に実施いたしました
< 結 果 >
[ 後 輪 馬 力]
黄線: ECUチューニング実施後 … 42.1 [HP] (3.7%↑)
橙線: 純正ECU … 40.6 [HP]
[ ト ル ク ]
青線: ECUチューニング実施後
紫線: 純正ECU
今回、「純正マフラー」ということでしたが、ECUチューニング前後でピーク馬力(後輪)[HP]が1.5[HP](3.7%↑)と僅かながら向上しました♪
しかし、グラフを見ると向上したのはピークパワーだけではなく、低回転のトルクの落ち込みが緩和されていたり、中回転以降のトルクが明らかに太っていたりと、全体的なパフォーマンス向上を見ることができます。ビックツインのエンジンを積んだ車両なだけに、トルク向上は嬉しいですね♪
ただ、MotoJPのECUチューニングはパワーアップだけを目的としたものではありません。さらに扱いやすく、乗るのが楽しくなるようなチューニングを目指し、更に調整を行っていきます!!
快適性を向上するため、アクセルOFF/ON時に気になる「ドンツキ・ギクシャク感(※特に1、2速)」や「過剰なエンジブレーキ特性」を「アクセルオフ時の燃料カット 調整」で改善していきます。1つのシリンダーが400ccと大きいだけに調整はかなり難しいですが、何度も試乗確認を繰り返していきます。
結果・作業後の感想
純正ECUの状態から余裕のトルクでツーリングが快適そうだなーと感動しておりましたが、普段からスポーツバイクを乗っていると、追い越し加速などで物足りなさを感じるシーンがありました。
もちろん、そもそもそういうバイクでは無いよと言われてしまえばそれまでなのですが、余力はあるに越したことはありません。
ECUチューニング実施後、ほぼ全域でトルクが向上したことにより、走りに余力がうまれ、いつもより高いギアでもスイスイと走れるようになりました♪
また、気になる「ドンツキ・ギクシャク感(※特に1、2速)」や「過剰なエンジブレーキ特性」も「アクセルオフ時の燃料カット 調整」によって軽減されました。かなり調整に苦労しましたが、試行錯誤した中では良いバランスに落ち着いているのではないかと思われます。なお、この車両は空冷エンジンですので、ただでさえ熱に厳しいですが、アクセル全閉時も燃料を噴射することで冷却促進の効果も期待できます。
今回は「純正マフラー」に対して、車検対応の範囲内でしっかり調整させていただきました。
スタッフの感想としては、今回の開発で製作した「燃料マップ 調整 (MotoJPオリジナルマップ適用)」まで実施いただければ、「純正マフラー」でもそれなりの効果が見込めるのではと考えております♪
上記は一つの例ではございますが、少しでも共感いただけることがあれば、ぜひご検討いただきますと幸いでございます。「KAWASAKI W800 2011-2016 ECUチューニング」はMotoJPにお任せください♪
もちろん、そもそもそういうバイクでは無いよと言われてしまえばそれまでなのですが、余力はあるに越したことはありません。
ECUチューニング実施後、ほぼ全域でトルクが向上したことにより、走りに余力がうまれ、いつもより高いギアでもスイスイと走れるようになりました♪
また、気になる「ドンツキ・ギクシャク感(※特に1、2速)」や「過剰なエンジブレーキ特性」も「アクセルオフ時の燃料カット 調整」によって軽減されました。かなり調整に苦労しましたが、試行錯誤した中では良いバランスに落ち着いているのではないかと思われます。なお、この車両は空冷エンジンですので、ただでさえ熱に厳しいですが、アクセル全閉時も燃料を噴射することで冷却促進の効果も期待できます。
今回は「純正マフラー」に対して、車検対応の範囲内でしっかり調整させていただきました。
スタッフの感想としては、今回の開発で製作した「燃料マップ 調整 (MotoJPオリジナルマップ適用)」まで実施いただければ、「純正マフラー」でもそれなりの効果が見込めるのではと考えております♪
上記は一つの例ではございますが、少しでも共感いただけることがあれば、ぜひご検討いただきますと幸いでございます。「KAWASAKI W800 2011-2016 ECUチューニング」はMotoJPにお任せください♪