[No.6] YAMAHA XSR900 2018-2021 EZ-SHIFTER 取付
セッティング車両の詳細
作業風景
こんにちは♪
クイックシフター取付担当のゆうすけ(弟)です♪
今回は、『XSR900 2018-2021』にクラッチを使わずにシフトアップ、シフトダウンを行うことが出来る、 『あのT-Revで有名』な『寺本自動車商会製』の『EZ-SHIFTER』を取付していきます♪
『EZ-SHIFTER』は、オプションの『PC 通信装置』を利用することで、パソコン上(Windows)で『シフトアップ時のカットタイミング、シフトダウン時のブリップ率、その他etc...』などの細かい調整が可能です♪
『EZ-SHIFTER』本体に付属の『説明書(ディスク)』から操作方法を簡単にご確認いただけます♪
また、出荷時におおよそ調整済みということですので、基本的には取付が完了後にすぐに利用が可能です♪
それでは、早速取り付けていきましょう♪
クイックシフター取付担当のゆうすけ(弟)です♪
今回は、『XSR900 2018-2021』にクラッチを使わずにシフトアップ、シフトダウンを行うことが出来る、 『あのT-Revで有名』な『寺本自動車商会製』の『EZ-SHIFTER』を取付していきます♪
『EZ-SHIFTER』は、オプションの『PC 通信装置』を利用することで、パソコン上(Windows)で『シフトアップ時のカットタイミング、シフトダウン時のブリップ率、その他etc...』などの細かい調整が可能です♪
『EZ-SHIFTER』本体に付属の『説明書(ディスク)』から操作方法を簡単にご確認いただけます♪
また、出荷時におおよそ調整済みということですので、基本的には取付が完了後にすぐに利用が可能です♪
それでは、早速取り付けていきましょう♪
Translogic クイックシフター 本体
付属品として、「EZ-SHIFTERユニット本体」「シフトセンサー(スイッチ)」「シフトロッド(純正専用品)」「各種ハーネス等」などが同梱されております。
取付は、車両側のコネクターに割り込ませる形で行いますが、各配線が長すぎる(短すぎる)といったケースが少なく、車両毎によく考えられた設計がなされており、配線作業がスムーズに進められるような工夫がされております。
付属の『説明書(ディスク)』では、ものすごく丁寧な写真付きの説明が確認ができます♪
ただ、私の場合、配線の方法が少し違います…(笑)
私なりの配線方法もご紹介させていただきますので、是非最後までお読みください♪
取付は、車両側のコネクターに割り込ませる形で行いますが、各配線が長すぎる(短すぎる)といったケースが少なく、車両毎によく考えられた設計がなされており、配線作業がスムーズに進められるような工夫がされております。
付属の『説明書(ディスク)』では、ものすごく丁寧な写真付きの説明が確認ができます♪
ただ、私の場合、配線の方法が少し違います…(笑)
私なりの配線方法もご紹介させていただきますので、是非最後までお読みください♪
付属されている『シフトロッド』は、純正ステップに対応した長さとなっているため、『純正ステップ』であれば、付属品をそのまま組付けるだけでOKです♪
それでは、タンクを取り外していきます♪
それでは、タンクを取り外していきます♪
タンク取り外しの様子
タンクを取り外すことで、『エアクリーナーボックス』、『ECU本体』が見えます。
『ECU本体』、『インシュレーター・留めバンド』、『ホース類』、『ボルト類』などを外すことで、『エアクリーナーボックス』も取り外せるようになります。
『ECU本体』、『インシュレーター・留めバンド』、『ホース類』、『ボルト類』などを外すことで、『エアクリーナーボックス』も取り外せるようになります。
ここまで難しい作業は殆どなく、スムーズに取り外すことが出来ました♪
ここから、『クイックシフターの点火カット制御』の割り込みに使用する『イグニッションコイル』を目指して進んでいきます♪
『エアクリーナーボックス』は蓋を外さなくてもAssyで取り外せるため、短時間で『イグニッションコイル』までアクセスが出来ます!
ちなみにですが、『長距離を走行した車両』、もしくは『点火プラグをしばらく交換していない車両』は、『スロットルボディ』にカーボンが蓄積している可能性が高いです!
カーボンの蓄積によって、『始動性』が悪くなったり、『アイドリング』が不安定になったり、『パーシャル巡行』が出ずにギクシャクしてしまいます。
一番下の写真のように、『電子スロットル・バルブ』を指で開くことで、『銀色から黒色に変わっている箇所』が見えるかと思いますが、カーボンが蓄積している場合は、境目に黒いベタっとしたものが付着しています。
『点火プラグ』が摩耗してしまうと、不完全燃焼の確立が増えるため、『スロットルボディ』などにカーボンが蓄積しやすくなる要因となります。
また、『スロットルボディ』にカーボンが蓄積していたり、『エアフィルター』が汚れていると、吸気効率が落ちることで『理想空燃比よりも濃い症状』が発生し、点火プラグの汚れや早期摩耗につながります。
『見える範囲のカーボン蓄積』をふき取ってあげることで驚くほど症状が改善しますので、点火プラグ交換を行うタイミングで、是非、一緒に点検してみてください♪
続いて、『EZ-SHIFTER本体』を設置していきます。
ここから、『クイックシフターの点火カット制御』の割り込みに使用する『イグニッションコイル』を目指して進んでいきます♪
『エアクリーナーボックス』は蓋を外さなくてもAssyで取り外せるため、短時間で『イグニッションコイル』までアクセスが出来ます!
ちなみにですが、『長距離を走行した車両』、もしくは『点火プラグをしばらく交換していない車両』は、『スロットルボディ』にカーボンが蓄積している可能性が高いです!
カーボンの蓄積によって、『始動性』が悪くなったり、『アイドリング』が不安定になったり、『パーシャル巡行』が出ずにギクシャクしてしまいます。
一番下の写真のように、『電子スロットル・バルブ』を指で開くことで、『銀色から黒色に変わっている箇所』が見えるかと思いますが、カーボンが蓄積している場合は、境目に黒いベタっとしたものが付着しています。
『点火プラグ』が摩耗してしまうと、不完全燃焼の確立が増えるため、『スロットルボディ』などにカーボンが蓄積しやすくなる要因となります。
また、『スロットルボディ』にカーボンが蓄積していたり、『エアフィルター』が汚れていると、吸気効率が落ちることで『理想空燃比よりも濃い症状』が発生し、点火プラグの汚れや早期摩耗につながります。
『見える範囲のカーボン蓄積』をふき取ってあげることで驚くほど症状が改善しますので、点火プラグ交換を行うタイミングで、是非、一緒に点検してみてください♪
続いて、『EZ-SHIFTER本体』を設置していきます。
本体設置、配線の様子
少し見えづらいですが、イグニッションコイルにコネクタを取り付けました。
『EZ-SHIFTER』は、各配線に番号が振ってあるため、うっかりの配線ミスがほぼ発生しないため、助かりますね♪
※左から順に1.2.3番シリンダーです。
『EZ-SHIFTER』は、各配線に番号が振ってあるため、うっかりの配線ミスがほぼ発生しないため、助かりますね♪
※左から順に1.2.3番シリンダーです。
こちらは、TPSセンサー(電子スロットル側)です。
『オートブリッパー』の制御用として、付属のコネクターを割り込ませます!
参考までに、ここ最近よく取り付けている『TranceLogic製ブリップアシスト』の場合は、APS(ワイヤーがついている側)に取り付けるので、交互に取付作業が入ると、たまに混乱します(笑)
『オートブリッパー』の制御用として、付属のコネクターを割り込ませます!
参考までに、ここ最近よく取り付けている『TranceLogic製ブリップアシスト』の場合は、APS(ワイヤーがついている側)に取り付けるので、交互に取付作業が入ると、たまに混乱します(笑)
この名前が分からないちょっと可愛い?分岐コネクターは、ECUの信号線にパクっと割り込ませます♪
ちなみに一匹予備がいるので、万が一壊れても安心です。
同じような作業をテール側でも行います!
ちなみに一匹予備がいるので、万が一壊れても安心です。
同じような作業をテール側でも行います!
『キーと連動した12V電源』を確保するため、テールランプに配線を割り込ませる必要があります。
割とどこからでもアクセスは出来そうですが、私はビニールで包まれた写真の部分からいつも割り込ませます。
ビニールで覆われているため、他の配線を傷つけないよう、慎重な作業が要求されます。
まるで手術みたいですね…。
テールランプの配線を見つけたので、またパクっと割り込ませます♪
割とどこからでもアクセスは出来そうですが、私はビニールで包まれた写真の部分からいつも割り込ませます。
ビニールで覆われているため、他の配線を傷つけないよう、慎重な作業が要求されます。
まるで手術みたいですね…。
テールランプの配線を見つけたので、またパクっと割り込ませます♪
大体の配線の取り付けが完了しました♪
ちなみに、通常、『ユニット』は『リア側』や、『ETC上』などに設置するのですが、私の付け方は少し変わってます。
なんと、バッテリーの隙間にぴったり収納が出来るんです!
これにより、ただでさえ狭いシート下の貴重な空間を有効に使うことが出来るんじゃないでしょうか♪
しかも、本来、シート後方まで伸びる配線もなくなり、余りの配線はバッテリーカバーで隠せてしまうのです!
正直教えたくない方法ですが、皆さんのためにお教えします( *´艸`)
さて、お次は『シフトスイッチ(センサー)』を取り付けます♪
ちなみに、通常、『ユニット』は『リア側』や、『ETC上』などに設置するのですが、私の付け方は少し変わってます。
なんと、バッテリーの隙間にぴったり収納が出来るんです!
これにより、ただでさえ狭いシート下の貴重な空間を有効に使うことが出来るんじゃないでしょうか♪
しかも、本来、シート後方まで伸びる配線もなくなり、余りの配線はバッテリーカバーで隠せてしまうのです!
正直教えたくない方法ですが、皆さんのためにお教えします( *´艸`)
さて、お次は『シフトスイッチ(センサー)』を取り付けます♪
センサー取付の様子
ぶっちゃけて言います。
このステップにスペーサーを入れる作業、凄く嫌いです(笑)
ネジロックついて硬いし狭いしチェーンで手が汚れるし…。
特に純正マフラーだと結構つらいです。
と、愚痴を少しこぼしました(笑)
このステップにスペーサーを入れる作業、凄く嫌いです(笑)
ネジロックついて硬いし狭いしチェーンで手が汚れるし…。
特に純正マフラーだと結構つらいです。
と、愚痴を少しこぼしました(笑)
シフトセンサー(スイッチ)の取り付けは、冒頭で記載させていただいた通り、既に純正ステップ用のロッドが同梱されているため、パパっと付けられます。
なぜかピローボールを変える必要があるのですが、間違えなく取り替えます。
センサーが干渉しないようにするカラーも同梱されているため、手順書の通り取り付ければ、難なく付きますよ♪
さて、センサーの取り付けがおわり、工程がすべて完了しました。
早速試走を行います♪
なぜかピローボールを変える必要があるのですが、間違えなく取り替えます。
センサーが干渉しないようにするカラーも同梱されているため、手順書の通り取り付ければ、難なく付きますよ♪
さて、センサーの取り付けがおわり、工程がすべて完了しました。
早速試走を行います♪
作業後の感想
作業完了!
さっそく試運転を行い、クイックシフターのアップ・ダウンの感触を確認します。
まずは、『吊るしのセットアップの状態』で試乗したところ、概ね問題なく作動は確認できました!
また、シフト時の硬さ・渋さなども特に見受けられませんでした。
ただし、『Aモード』を利用中、『2速から1速にシフトダウン』した際に、車両が前に飛び出てしまう挙動が見受けられました。
これは、特定ギア・回転域における『ブリップ量(煽り量)』が多いことが原因と思われます。
※特に、MT-09系統の車両は1速と2速のギア比が遠いため、よりショックを感じやすい傾向にございます
なお、STDモード、Bモードではそのような挙動はありませんでした。
ちなみに、この車両のECUは購入時(純正状態)です。
『電子スロットル車両』では、『各パワーモード(A・STD・Bモードなど)』ごとに、そのときの『ギア段数』『エンジン回転数(rpm)』『グリップ角度(°)』で『実スロットル・バルブ』の角度が決定されます。
そのため、モード毎に『グリップ(右手のアクセル)』の角度に応じた『実スロットル・バルブの角度』を異なる設定とすることで、右手の入力に対するレスポンスに変化をつけることができます。
今回、『STDモード』『Bモード』では問題なかった理由としては、恐らく、これらのモードにおける『スロットル・レスポンス』に対して、適切な『ブリップ量(煽り量)』が設定されていたからと推察します。
逆に、『Aモード』では『スロットル・レスポンス』がベースとして鋭いため、同じ『ブリップ量(煽り量)』では、多すぎてしまうわけです。
このような問題に対しては、別途『寺本自動車商会』で販売されている『PC 通信装置』を使用することで、お悩み解決です♪
また、『シフトアップ時』の『溜め』も少し感じたので、併せて調整してみます。
※弊社では、『EZ-SHiFTER』の調整オプションとして、『お任せ調整』『しっかり調整』の2通りをご用意しております。
今回は『お任せ調整』を行ったことで、『シフトアップ時』の『溜め』が大きく改善され、『Aモード』での『2速から1速にシフトダウン」したときの飛び出しも解消されました♪
しかし、これは『吊るしのデータ』が悪いのではなく、『車両の個体差』がそれだけ大きいのではと私は思っております。
気持ちよくご利用いただく場合は、少しでも調整された方が良いと思われます♪
感触も良く、他の商品と比べ安価で『クイックシフター(UP・DOWN)』を装着できるため、非常にお勧めの商品です♪
最近は新ブログ開始のタイミングにより、『Translogic』製品の記事ばかりを掲載しておりますが、弊社では『EZ-SHiFTER』が最も取付実績が多い商品です!
参考までに、『MT-09系エンジン(CP3)』が搭載された車両で、『EZ-SHiFTER』が取り付け可能な車種は、下記のとおりです。
●MT-09 2014-2016
●MT-09 ABS 2014-2016
●MT-09(SP) ABS 2017-
●XSR900 2016-2017
●XSR900 2018-
●MT-09 TRACER 2015-
※クルーズコントロールが搭載さてている車両につきましては、『TranceLogic製ブリップアシスト』のご案内となります。
YAMAHA XSR900 2018-2021 へのTranslogic製クイックシフター購入・取り付けのご依頼・ご相談は『クイックシフター 取付相談』よりお気軽にご相談ください♪
※ECUチューニングと同時施工をご希望の際は、『オーダーフォーム』から、お見積・ご相談・ご依頼まで承っております♪
さっそく試運転を行い、クイックシフターのアップ・ダウンの感触を確認します。
まずは、『吊るしのセットアップの状態』で試乗したところ、概ね問題なく作動は確認できました!
また、シフト時の硬さ・渋さなども特に見受けられませんでした。
ただし、『Aモード』を利用中、『2速から1速にシフトダウン』した際に、車両が前に飛び出てしまう挙動が見受けられました。
これは、特定ギア・回転域における『ブリップ量(煽り量)』が多いことが原因と思われます。
※特に、MT-09系統の車両は1速と2速のギア比が遠いため、よりショックを感じやすい傾向にございます
なお、STDモード、Bモードではそのような挙動はありませんでした。
ちなみに、この車両のECUは購入時(純正状態)です。
『電子スロットル車両』では、『各パワーモード(A・STD・Bモードなど)』ごとに、そのときの『ギア段数』『エンジン回転数(rpm)』『グリップ角度(°)』で『実スロットル・バルブ』の角度が決定されます。
そのため、モード毎に『グリップ(右手のアクセル)』の角度に応じた『実スロットル・バルブの角度』を異なる設定とすることで、右手の入力に対するレスポンスに変化をつけることができます。
今回、『STDモード』『Bモード』では問題なかった理由としては、恐らく、これらのモードにおける『スロットル・レスポンス』に対して、適切な『ブリップ量(煽り量)』が設定されていたからと推察します。
逆に、『Aモード』では『スロットル・レスポンス』がベースとして鋭いため、同じ『ブリップ量(煽り量)』では、多すぎてしまうわけです。
このような問題に対しては、別途『寺本自動車商会』で販売されている『PC 通信装置』を使用することで、お悩み解決です♪
また、『シフトアップ時』の『溜め』も少し感じたので、併せて調整してみます。
※弊社では、『EZ-SHiFTER』の調整オプションとして、『お任せ調整』『しっかり調整』の2通りをご用意しております。
今回は『お任せ調整』を行ったことで、『シフトアップ時』の『溜め』が大きく改善され、『Aモード』での『2速から1速にシフトダウン」したときの飛び出しも解消されました♪
しかし、これは『吊るしのデータ』が悪いのではなく、『車両の個体差』がそれだけ大きいのではと私は思っております。
気持ちよくご利用いただく場合は、少しでも調整された方が良いと思われます♪
感触も良く、他の商品と比べ安価で『クイックシフター(UP・DOWN)』を装着できるため、非常にお勧めの商品です♪
最近は新ブログ開始のタイミングにより、『Translogic』製品の記事ばかりを掲載しておりますが、弊社では『EZ-SHiFTER』が最も取付実績が多い商品です!
参考までに、『MT-09系エンジン(CP3)』が搭載された車両で、『EZ-SHiFTER』が取り付け可能な車種は、下記のとおりです。
●MT-09 2014-2016
●MT-09 ABS 2014-2016
●MT-09(SP) ABS 2017-
●XSR900 2016-2017
●XSR900 2018-
●MT-09 TRACER 2015-
※クルーズコントロールが搭載さてている車両につきましては、『TranceLogic製ブリップアシスト』のご案内となります。
YAMAHA XSR900 2018-2021 へのTranslogic製クイックシフター購入・取り付けのご依頼・ご相談は『クイックシフター 取付相談』よりお気軽にご相談ください♪
※ECUチューニングと同時施工をご希望の際は、『オーダーフォーム』から、お見積・ご相談・ご依頼まで承っております♪