[No.12] YAMAHA YZF-R6 2017-2020 USA仕様 Translogic製ブリップアシスト 取付
セッティング車両の詳細
作業風景
こんにちは♪
クイックシフター取付担当のゆうすけ(弟)です♪
今回は、USA仕様の「YZF-R6 2017-2020 USA仕様」にクラッチを使わずにシフトダウンを行うことが出来る、 「TranceLogic製ブリップアシスト」を取付していきます♪
今回の記事では、「クイックシフター(UP側)」が標準装備されていない「USA仕様」の車両に対して「クイックシフター(UP・DOWN)」を取付させていただきます。純正クイックシフター機能の有効方法なども併せてご説明させていただきますので、興味がある方は是非ご覧ください♪
それでは、早速「TranceLogic製ブリップアシスト 本体」をご紹介させていただきます♪
クイックシフター取付担当のゆうすけ(弟)です♪
今回は、USA仕様の「YZF-R6 2017-2020 USA仕様」にクラッチを使わずにシフトダウンを行うことが出来る、 「TranceLogic製ブリップアシスト」を取付していきます♪
今回の記事では、「クイックシフター(UP側)」が標準装備されていない「USA仕様」の車両に対して「クイックシフター(UP・DOWN)」を取付させていただきます。純正クイックシフター機能の有効方法なども併せてご説明させていただきますので、興味がある方は是非ご覧ください♪
それでは、早速「TranceLogic製ブリップアシスト 本体」をご紹介させていただきます♪
Translogic ブリップアシスト 本体
付属品として、「TranceLogicユニット本体」「シフトセンサー(スイッチ)」「シフトロッド(純正専用品)」「ウォームアップ用スイッチ」などが同梱されております。
取付は、車両側のコネクターに割り込ませる形で行いますが、各配線が長すぎる(短すぎる)といったケースが少なく、車両毎によく考えられた設計がなされており、配線作業がスムーズに進められるような工夫がされております。
今回はクイックシフターが純正装備されていない車両への取付となりますので、追加の設定作業が必要となりますので、そのあたりも含めてご紹介させていただきます。
まずはタンクを外していきます♪
取付は、車両側のコネクターに割り込ませる形で行いますが、各配線が長すぎる(短すぎる)といったケースが少なく、車両毎によく考えられた設計がなされており、配線作業がスムーズに進められるような工夫がされております。
今回はクイックシフターが純正装備されていない車両への取付となりますので、追加の設定作業が必要となりますので、そのあたりも含めてご紹介させていただきます。
まずはタンクを外していきます♪
タンク取り外しの様子
「YZF-R6 2017-2020」は非常に整備性が良く、少し慣れている方であれば、あっという間にタンクを外すことが可能です。タンクが外れると「エアークリーナー・ボックス」が見えるようになります。
「エアークリーナー・ボックス」の上蓋を取り外すことで、「可変吸気ファンネル(YCC-I)」や「エアフィルター」が見えるようになります。
最近の「YZF-R6」や「YZF-R1」は、「可変吸気ファンネル(YCC-I)」が採用されており、これと「スロットル・ボディ」が合計8本のボルトで固定されているため、「エアークリーナー・ボックス」の取り外しを行う場合、これらのボルトを取り外す必要があります。
次は「エアークリーナー・ボックス」を取り外します。
最近の「YZF-R6」や「YZF-R1」は、「可変吸気ファンネル(YCC-I)」が採用されており、これと「スロットル・ボディ」が合計8本のボルトで固定されているため、「エアークリーナー・ボックス」の取り外しを行う場合、これらのボルトを取り外す必要があります。
次は「エアークリーナー・ボックス」を取り外します。
エアクリーナーボックス取り外しなど
「エアークリーナー・ボックス」を取り外すことで、その下に隠れていた「スロットル・ボディ」が見えるようになりました。
その前方にある「黒い樹脂製カバー」を取り外すことで、ようやく「イグニッション・コイル」にアクセスすることができるようになりました。
奥まっており少し暗いため、照明を使って写真撮影を試みておりますが、実際はかなり見えにくいと思いますので、特に「エンジン・ヘッド周辺」に触れる際は、突起物で指を怪我されないようご注意ください。
基本的に「国内仕様」と「USA仕様」の間で構造の違いは殆どありませんので、ここまでの作業は「国内仕様」と同じです。
次は「配線」や「TranceLogic本体」を車両に収納していきます♪
その前方にある「黒い樹脂製カバー」を取り外すことで、ようやく「イグニッション・コイル」にアクセスすることができるようになりました。
奥まっており少し暗いため、照明を使って写真撮影を試みておりますが、実際はかなり見えにくいと思いますので、特に「エンジン・ヘッド周辺」に触れる際は、突起物で指を怪我されないようご注意ください。
基本的に「国内仕様」と「USA仕様」の間で構造の違いは殆どありませんので、ここまでの作業は「国内仕様」と同じです。
次は「配線」や「TranceLogic本体」を車両に収納していきます♪
本体設置、配線の様子
まずは「ブリップ・アシスト 本体」をどこに収納するか決めたいと思います。
可能であれば、「工具」を使わずにアクセス可能な場所が望ましいので、「鍵」さえあればアクセス可能な「リアシート」内がよさそうです♪
ただし、付属のマジックテープで固定するスペースが無いため、手持ちのスポンジを加工して本体に貼り付け、隙間を埋めるようにしました。
これにより、走行中などに本体が動くことが無く、邪魔にもなりません♪
可能であれば、「工具」を使わずにアクセス可能な場所が望ましいので、「鍵」さえあればアクセス可能な「リアシート」内がよさそうです♪
ただし、付属のマジックテープで固定するスペースが無いため、手持ちのスポンジを加工して本体に貼り付け、隙間を埋めるようにしました。
これにより、走行中などに本体が動くことが無く、邪魔にもなりません♪
本体から伸びる配線類を車両側へ取り付けます。
USA仕様がゆえに、これまで一度も使われずに眠っていた「クイックシフター・アップ検知用」のコネクターも発見したので、防水蓋を外して、本製品と接続します。
しかし、残念ながらコネクターを取り付けただけでは、「クイックシフター(UP側)」は機能しません。使用できるようにするためには、メーター側で「純正クイックシフター機能」を有効にする必要がございます。
次に「メーター側」の設定についてご紹介いたします。
USA仕様がゆえに、これまで一度も使われずに眠っていた「クイックシフター・アップ検知用」のコネクターも発見したので、防水蓋を外して、本製品と接続します。
しかし、残念ながらコネクターを取り付けただけでは、「クイックシフター(UP側)」は機能しません。使用できるようにするためには、メーター側で「純正クイックシフター機能」を有効にする必要がございます。
次に「メーター側」の設定についてご紹介いたします。
左側の画像で見られるように、USA仕様の車両は、液晶パネル右上に【QS】の表示がありません。「クイックシフター(UP側)」を有効にする手順は下記の通りです。
① シフト・ペグを「アップ方向(通常は上側)」に強く押し上げます。
※クイックシフター用センサーが取り付けられていることが前提です
② ①でシフト・ペグを押し上げた状態で、イグニッション・キーをONにします。
このとき、シフト・ペグは最低10秒間は押し上げた状態を維持する必要があります。
③ シフト・ペグを元の位置に戻すと、メーター上に【QS】マークが表示されます。
この表示があれば、「クイックシフター(UP側)」が機能するようになります。
最後に「Translogicセンサー」を取り付けます。
① シフト・ペグを「アップ方向(通常は上側)」に強く押し上げます。
※クイックシフター用センサーが取り付けられていることが前提です
② ①でシフト・ペグを押し上げた状態で、イグニッション・キーをONにします。
このとき、シフト・ペグは最低10秒間は押し上げた状態を維持する必要があります。
③ シフト・ペグを元の位置に戻すと、メーター上に【QS】マークが表示されます。
この表示があれば、「クイックシフター(UP側)」が機能するようになります。
最後に「Translogicセンサー」を取り付けます。
センサー取付の様子
「Translogicセンサー」の取り付けは、特に苦労することもなく、付属シフトロッドをそのまま利用して取り付けることが出来ました。
すべての取り付け作業が完了したため、いよいよ試走に行ってきま~す♪
すべての取り付け作業が完了したため、いよいよ試走に行ってきま~す♪
作業後の感想
作業完了!
試運転の結果ですが、いつも通り問題のなく仕上がっておりました♪
今まで無効にされていた「クイックシフター(UP側)」も問題なく機能し、スムーズなフィーリングでした。
シフトタッチが少く感じたため、感度を最弱のレベル1にしたところ、多少硬さは残るものの問題なく使えるものとなりました。
ここで、「YZF-R6用」の「TranceLogic製 ブリップアシスト」をご検討の方向けにご案内がございます。
「Aモード」で「クイックシフター(DOWN側)」を利用すると、オート・ブリッピングの動きに連動するように、右手グリップ(アクセル)が少しだけ動くケースがございます。
これは「APS(アクセルポジションセンサー)」の個体差により反応してしまうとのことでした(※正規代理店に確認済み)。
仮にこのような症状が出てしまった場合、「APS(アクセルポジションセンサー)」の問題ですので、「TranceLogic本体」を交換しても改善されませんので、「APS(アクセルポジションセンサー)」を交換するしかありませんが、「APS(アクセルポジションセンサー)」は高価ですし、新しい「APS(アクセルポジションセンサー)」も症状が出てしまう可能性があります。
正規代理店によると、この問題はTranslogic側も認識しており、特段の危険性は無いとのことでした。
ただ、「サーキット走行のタイムアップ」、「ドライバビリティ向上」が見込めるだけでなく、クラッチ操作が減る分、「疲労緩和」や「ブレーキングに集中ができる」など数多くのメリットがございますので、興味のある方は、是非ご検討ください♪
YAMAHA YZF-R6 2017-2020 へのTranslogic製クイックシフター購入・取り付けのご依頼・ご相談は「クイックシフター 取付相談」よりお気軽にご相談ください♪
※ECUチューニングと同時施工をご希望の際は、「オーダーフォーム」から、お見積・ご相談・ご依頼まで承っております♪
試運転の結果ですが、いつも通り問題のなく仕上がっておりました♪
今まで無効にされていた「クイックシフター(UP側)」も問題なく機能し、スムーズなフィーリングでした。
シフトタッチが少く感じたため、感度を最弱のレベル1にしたところ、多少硬さは残るものの問題なく使えるものとなりました。
ここで、「YZF-R6用」の「TranceLogic製 ブリップアシスト」をご検討の方向けにご案内がございます。
「Aモード」で「クイックシフター(DOWN側)」を利用すると、オート・ブリッピングの動きに連動するように、右手グリップ(アクセル)が少しだけ動くケースがございます。
これは「APS(アクセルポジションセンサー)」の個体差により反応してしまうとのことでした(※正規代理店に確認済み)。
仮にこのような症状が出てしまった場合、「APS(アクセルポジションセンサー)」の問題ですので、「TranceLogic本体」を交換しても改善されませんので、「APS(アクセルポジションセンサー)」を交換するしかありませんが、「APS(アクセルポジションセンサー)」は高価ですし、新しい「APS(アクセルポジションセンサー)」も症状が出てしまう可能性があります。
正規代理店によると、この問題はTranslogic側も認識しており、特段の危険性は無いとのことでした。
ただ、「サーキット走行のタイムアップ」、「ドライバビリティ向上」が見込めるだけでなく、クラッチ操作が減る分、「疲労緩和」や「ブレーキングに集中ができる」など数多くのメリットがございますので、興味のある方は、是非ご検討ください♪
YAMAHA YZF-R6 2017-2020 へのTranslogic製クイックシフター購入・取り付けのご依頼・ご相談は「クイックシフター 取付相談」よりお気軽にご相談ください♪
※ECUチューニングと同時施工をご希望の際は、「オーダーフォーム」から、お見積・ご相談・ご依頼まで承っております♪